こんにちは、祐天寺整形科クリニックの本多です。
先日の投稿に続いて、
本日は運動器リハビリテーションについて、を記事にしてみました。
運動器リハビリテーションでは、主に痛みの改善を取り扱うことが多くなります。
しかし、痛みの改善だけを目標にしてしまうと再発する方が少なからず出てしまいます。
そのため、痛みを引き起こす原因である『動作の異常』を改善するまでを目標に、取り組んでいます。
・運動器リハビリテーション
主に理学療法士が担当します。
理学療法士は、①(一部)構造の状態チェック、
②動作(姿勢や歩き方など)のチェックを行い、
治療手段を選択していきます。
・状態と動作チェック
問診から整形外科テスト、ストレステスト、
姿勢・動作分析などを行い、患部に負担をかけている原因を絞り込みます。
・治療
症状の改善→動作の改善が目標。
⚪︎ 症状の緩和:痛み・痺れ・不快感などの改善(徒手療法、物理療法)
⚪︎ 正しく動くための準備:可動域・筋力の改善(徒手療法、運動療法)
⚪︎ 正しい動きの再獲得:動作の異常・非効率の改善(運動療法)
運動器リハビリテーションは、症状を感じた時点から対応が可能です。
患部が触れない状態でも、負担を軽減する姿勢や動作の指導、
リカバリーを早めるためのアドバイスやケアの指導も行っております。
詳しくは、スタッフまでお尋ね下さい。
※ 運動器リハビリテーションを実施するためには、医師の診断と処方が必要となります。診察室でご相談ください。