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お知らせ
自賠責保険について2
2020/08/3
今回は交通事故の被害者になってしまったらどうしたらいいのか?をご説明します
突発的なアクシデントに混乱すると思いますが、まず落ち着いて行動することが大切です
① ケガ人がいる場合は、何よりもまず救護を行いましょう
人命が第一です。ケガ人がいる場合には救急車を呼ぶとともに、必要に応じて応急救護を行います
② 警察へ連絡しましょう
些細な事故であっても、必ず警察への届け出をしましょう。交通事故証明書がないと、保険金の支払いを受けられない場合があります
③ 相手方の確認をしましょう
氏名、住所、電話番号、生年月日、ナンバープレートなどを確認しましょう。相手方の保険会社(自賠責保険・自動車保険)がわかる場合には、証券番号や連絡先も確認しましょう。
併せて目撃者の確保もしましょう
第三者の意見は万が一、相手とトラブルになった際などに効果があるため、通行人など交通事故の目撃者がいれば、その証言をメモしましょう
また、氏名や連絡先を聞いておき必要ならば証人になってもらうよう依頼しておきましょう
記憶が鮮明なうちに自ら現場の見取り図や事故の経過、写真などの記録を残しておくことも大切です
④ 保険会社へ連絡しましょう
どのような事故でもまずは保険会社に相談しましょう。また、その場では絶対に口約束などをしないようにしましょう
⑤ 医師の診断を受けましょう
その場では軽症だと思っても、あとで意外とケガが重かったという例もあります。速やかに医師の診断を受けましょう
事故後、速やかに受診しない場合には、交通事故との因果関係が認められないことがあります
アイシングケアについて
2020/08/3
アイシングケアは術後やケガ直後の急性期に用いられるイメージがありますが、すべての【炎症に伴う痛み】に対する重要なケアです。
急性期や慢性期の炎症による痛み、痛みがなくても炎症予防のためにアイシングケアを行う必要があります
<アイシングケアの目的・効果>
目的:「疼痛の軽減」「腫脹や浮腫の軽減」
効果:患部を冷やして低温にすることで、患部の神経伝達速度が低下するために痛みを軽減させることができます。
また、患部周辺の血管を冷やし収縮させ、炎症反応による血管の腫脹を抑えたり、血清たんぱく質が血管外へと流出するのを抑えることで、腫脹や浮腫を軽減させることができます
<アイシングケアの方法>
・急性期の場合
急性期:受傷直後のケガなどに応急処置として行うケア
方法 ビニール袋やアイスバックに氷を入れて、患部を冷却します。15~20分冷却したら(患部の感覚がなくなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やします。これを繰り返します。(1日1~3回)
・慢性期の場合
慢性期:関節炎・テニス肘などの炎症を伴う痛み、捻挫や骨折の回復期・慢性期の炎症を伴う痛みに対するケア。また、これらの罹患時に痛みがなくても炎症が再燃・悪化しないようにするためのケア
方法 保冷材や氷の入った袋を直接患部に当てます。当てガーゼを挟む必要はありません。
可運動後や負荷のかかる動作後、仕事や学校からの帰宅後に1回15~20分冷却する。
注意❕❕ 湿布の貼付は消炎にはなりますが、アイシング効果はありません。
8月の外来担当医師のお知らせ
2020/07/28
8月の外来担当医師のお知らせ
水曜日
8/5 岩噌医師
8/12 眞田医師
8/19 福田医師
8/26 眞田医師
土曜日
8/1 田中医師
8/8 雨宮医師
8/15 田中医師
8/22 富永医師→雨宮医師に変更になりました
8/29 雨宮医師
以上になります。
ご不明な点がありましたらクリニックまでご連絡ください。
コラム記事一覧~リハビリ関連~
2020/07/7
下記のリンクからそれぞれの記事を見ることができます。
【コラム】肩関節周囲炎について~リハビリ編~
2020/07/1
今回は、3月にコラムとしてあげました、【肩関節周囲炎について】 のリハビリ・治療編をお伝えしていこうと思います。
<治療>
① 急性期(疼痛期)
この時期は「肩を安静にし、炎症を減少させる」ことが最も重要です。
無理やり動かすことで悪化させ、来院される方も多いです。
2週間程度で炎症が落ち着くことが多いですが、炎症が持続している場合は、注射なども検討します。
夜間痛があり、痛くて眠れないという方は下の図の姿勢をお試しください!肩の負担を減らすことができます。
<ポイント>
右肘が肩よりも高い位置になるように右肘の下にタオルを敷きましょう。
② 亜急性期(拘縮期)、 緩解期(慢性期)
急性期の炎症による痛みが軽減し、「肩関節の硬さ」が主な問題になる時期です。この時期から「愛護的に可動域を改善する運動療法」が適応になります。肩だけでなく、「肩甲骨や背骨の柔軟性を改善する」ことが、痛みの軽減や再発予防で重要になります。
※上図は運動療法の一例です、全ての方に適応するわけではありません。
最後に・・・
同じ四十肩でも症状や原因は1人1人異なります。
肩自体が硬い方、姿勢が悪く結果的に肩に負担がかかっている方など。
リハビリでは、肩だけではなく身体の動き方や姿勢をチェックし、その方に適した運動を提供することで、早期の改善を目指します。