祐天寺整形外科クリニック

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コラム

自賠責保険について

2020/06/15

今回は交通事故に関する「自賠責保険」についてご説明します

ひと口に自賠責保険といっても、大きく「自賠責保険」と「任意保険」の二つに分けられますが、皆さんはこの二つの違いをご存じでしょうか?

まずは「自賠責保険」について簡単に説明します

自賠責保険とは交通事故被害者の救済を目的とした制度で、最低限の補償は自賠責保険から受けることができます

この自賠責保険は“強制保険”とも呼ばれ、自動車やバイクを運転するときに法律によって加入が義務付けられている保険になります

自賠責保険は身体への補償(治療費をはじめとする諸費用等)に限られ、物の損害は補償されません。なお、支払限度額が定められています

「任意保険」とは?

自賠責保険は法律によって加入が義務付けられていますが、任意保険はその名の通り加入するかどうかは“任意”だということです

自賠責保険は人身事故による損害をカバーするのを目的としていますが、任意保険はそれだけではなく、自賠責保険がカバーしきれなかった損害の不足分(自賠責保険の支払限度額を超えた人身傷害、車や建物に与えた損害等)を補ってくれる役割を果たしてくれる保険になります

交通事故に係る診療においては上記のような保険を使用するのが一般的になりますので、基本的に健康保険は使用できません。

受診される前に保険会社への連絡をお願いします

自賠責

次回は交通事故の被害にあった際どうしたらいいのか?をご紹介していきます

コロナの情報収集のために 

2020/06/1

通院されている皆様、当院におけるコロナ対策にご協力いただきありがとうございます。

東京も緊急宣言解除が目前といわれていますが、今後の生活ではコロナ感染の第2波、3波が懸念されます。

緊急宣言解除後はコロナ流行前の生活とはかけ離れた新しい生活様式が求められます。皆さん、新しい生活様式に戸惑いや不安はあることと思います。

今回は日本医師会が更新している「日本医師会 COVID-19 有識者会議」のリンクを添付いたします。

未知のウイルスではありますが、医師会よりコロナウイルスにおいての情報が日々更新されています。

毎日ネットやTVではコロナのニュースがあふれており、日々目の当たりにするコロナのニュースに疲弊している方もいらっしゃるのではと思います。情報収集のお役に立てればと思います。

引用元:日本医師会 COVID-19有識者会議

コロナ

自宅でできる体操【下肢編⑤】

2020/05/20

前回に引き続き自宅でできる体操【下肢編⑤】をご紹介します。

今回はカーフレイズ(かかとあげ)という運動です。

目的:下肢筋力の向上(下腿三頭筋、後脛骨筋、腓骨筋)、下腿三頭筋は立ったり歩いたりするのに非常に重要な筋肉です。後脛骨筋、腓骨筋は足首の安定に関わる筋肉です。また、これらのふくらはぎの筋肉を使うことで血液の循環が良くなり、むくみの軽減にも繋がります。

<方法>

①安定した台、壁などにつかまった立位で行います。(写真1)

②つま先に力を入れて体を真上に持ち上げます。(写真2)

ポイント:おなかが前に出たり、おしりが後ろに突き出ないように真上に上がるように意識しましょう。下ろすときはゆっくり下ろすようにしましょう。

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(写真1)           (写真2)

【動画】かかとあげ

自宅でできる体操【上肢①】

2020/05/2

今回は自宅でできる体操【上肢編①】をご紹介します。

今回は広背筋ストレッチという運動です。

目的:広背筋は肩甲骨の下から腰にかけて広がる面積の大きい筋肉です。長時間座った姿勢を取る事で硬くなりやすく、肩凝りや腰痛を引き起こす可能性があります。

<方法>

〇座って行う場合

①両手を挙げ、片方の手首を掴みます。

②掴んだ手の方向へ身体を斜め前に倒します。

ポイント:お尻が浮かないように注意しましょう。

【動画】広背筋ストレッチ(座位)

 

〇マットで行う場合

①四つ這いの姿勢になります。

②手足の位置は動かさずにお尻を後ろに引き下げます。

【動画】広背筋ストレッチ(四つ這い)

 

自宅でできる体操【下肢編④】

2020/05/2

前回に引き続き自宅でできる体操【下肢編④】をご紹介します。

今回はレッグエクステンション(膝伸ばし運動)という運動です。

目的:下肢筋力の向上(大腿四頭筋)、大腿四頭筋は抗重力筋と言われており、立ったり歩いたりするのに重要な筋肉です。また、骨盤をしっかり立てた状態で行うとももの裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチにもなります。

<方法>

①開始姿勢はイスに座った状態です。(写真1)

②姿勢を崩さないようにして膝を伸ばします。ももが一緒に上がらないように注意しましょう(写真2)

ポイント:大腿四頭筋を鍛える場合は、体を少し後ろに倒して膝が最後まで伸びるようにしましょう。もも裏のストレッチの場合は骨盤を立てた状態で行いましょう。

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(写真1)          (写真2)

【動画】レッグエクステンション