スポーツ整形外科・一般整形外科・リハビリテーション科

コラム

【肩関節周囲炎について】

2020/03/1

<肩関節周囲炎=いわゆる四十肩とは>

中高年の方が悩まされる肩の痛み、いわゆる四十肩」は40歳台を中心とした中年以降に発症する「肩疾患の総称」です。

明らかな原因なく発症し、「疼痛と可動域制限」がみられます。

髪を結ぶ、着替えなど」の日常生活動作が障害されます。

一般的に①急性期②亜急性期③慢性期の3つに分けられ、それぞれの時期2に応じた対処が必要です。

肩1

 

<症状>

①  急性期(痛みが強い時期)

きっかけなく肩の痛みや違和感から始まり、「運動時痛」に加えて「夜間痛」が出現します。急速に増悪し、痛みで動かせなくなり、徐々に関節が硬くなっていきます。

※夜間痛とは夜の眠りを妨げる痛みをいいます。

 

②拘縮期(肩の動きが悪くなる時期)

徐々に安静時痛や夜間痛は軽減しますが、「肩関節が拘縮し可動域制限」が残ります。動かす際に突っ張るような痛みが生じます。

 

③緩解期(症状が改善する時期)

殆どの痛みが軽減し、関節可動域も改善してくる時期です。

日常生活動作に支障はなくなります。

 

最後に・・・

四十肩はある時期を過ぎれば自然と良くなると言われています。

ただ、自然に良くなるという思い込みによって、痛みに耐えながら日常生活や仕事を続け、悪化してから来院し、治療に難渋するケースも珍しくありません。

コラムをご覧の方で症状が当てはまる方、2~3週間程度経過しても症状改善の兆しがない場合、一度診察で診てもらいましょう。

 

次回は各病期ごとの治療方法についてお話しします。

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