ハイドロリリース(筋膜リリース、神経リリース)は、エコー(超音波)を診ながら、目的の箇所にピンポイントで薬液を注射して、癒着した筋膜や神経の周囲を剥がす治療法です。痛みやしびれ、コリ、可動域の改善が期待できます。
この治療法は、麻酔薬が入った生理食塩水を注射するため、副作用のリスクや身体への負担が少ないとされています。ただし、再発を予防するためには、運動療法や正しい姿勢・動作の見直しも重要です。
当院では保険適用で治療を行っています。
【適応疾患】
五十肩、拘縮肩
寝違え、ぎっくり腰などの急性の筋膜性疼痛
肩こり、付着部炎
神経障害(坐骨神経痛や手根管症候群など)
【治療法の特徴】
エコーで確認しながら、原因となる筋膜へ直接薬液を注入します。麻酔薬も微量なので、繰り返し受けることができます。基本的に生理食塩水を使用するため、安全に治療を行う事が出来ます。妊婦や授乳中の方にも、安心して受けていただけます。
【副作用やリスク】
針を使って注射を打つため、一般的な注射と同様の副作用があります。痛み、出血、腫れ、穿刺部からの感染、注射刺激による遅発性筋痛、神経損傷などが生じる可能性があります。
DIAGNOSIS
診療案内
スポーツ選手の『早期復帰』と
『長い競技人生』をサポート
当院はスポーツ整形外科として、選手のケガを専門的に診断・治療が行える環境を整えています。
特に『膝』のスポーツ障害に力を入れており、保存治療・リハビリ・手術治療と力を入れています。
テーピングやリハビリ、必要に応じて投薬やPRP療法を併用し、ケガの影響を最小限にとどめた治療を心がけ、
選手の早期復帰をサポートしています。また、スポーツをされる方が長く競技を続けられるように、
併設するトレーニングセンターで専門のトレーナーによる、再発予防や競技力向上のための身体作りを行っています。
気になる体の部位
一般整形外科
運動器の疾患を扱う診療科で、体の土台となる背骨や骨盤、手や足といった四肢を主な治療対象としています。保険診療のトップ3である膝・肩・腰の痛みをはじめ、捻挫(靭帯損傷)や骨折・脱臼などの外傷、末梢神経由来のシビレなどの症状にお困りの方はご相談ください。
治療は保存療法を第一選択としており、注射や投薬治療の他、当院ではリハビリテーションによる治療をご提案しています。
また、必要に応じて手術も行っております。近隣の提携病院にて院長が執刀します。

代表的な疾患
・変形性膝関節症/変形性股関節症
・五十肩(肩関節周囲炎)/腱板断裂/石灰化沈着炎/肩峰下滑液包炎
・ぎっくり腰(急性腰痛症)/筋筋膜性腰痛症/椎間板ヘルニア/脊柱管狭窄症 /腰椎椎間板症/腰椎椎間関節症
・頚部痛/変形性頚椎症/頚椎ヘルニア/頚肩腕症候群/シビレ
・肩こり/偏頭痛
・手足腱鞘炎/足底筋膜炎/扁平足/外反母趾
・成長痛/オスグッド・シュラッター病/シーバー病/
・骨折/脱臼/靭帯損傷
・交通外傷、労働災害に関する怪我や痛みなど

スポーツ整形外科
主に、スポーツ中のケガ(骨折、脱臼、靭帯損傷、肉離れなど)や急性〜慢性的なスポーツ障害に対して、専門的な診断•治療を行います。アスリートから学生、スポーツ愛好家の方まで、スポーツに関わる全ての方の競技生活をサポートします。
当院では、動かしながら治すことを模索すると共に、可能な限り早期のスポーツ復帰を目指しています。
スポーツ専門医として、各競技の特性や運動強度、パフォーマンスレベルを把握したうえで理学療法士と協力し、選手の復帰からパフォーマンス向上までサポートしています。

代表的な疾患
・ACL損傷(前十字靭帯損傷)/PCL損傷(後十字靭帯損傷)
・半月板損傷
・オスグッド・シュラッター病/膝蓋腱炎
・アキレス腱炎/シーバー病
・有痛性外脛骨/足底筋膜炎
・野球肘/野球肩
・腰椎分離症/腰椎すべり症
・捻挫/肉離れ
・外傷性肩関節脱臼/肩鎖関節脱臼など
