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コラム
スポーツ整形外科とは?
2025/02/14
こんにちは、祐天寺整形外科の草田です。
本日は、スポーツ整形外科についてを記事にしてみました。
整形外科には、一般整形外科とスポーツ整形外科が存在し、
当院では両科ともに受診が可能です。
一般整形外科は、腰痛や膝痛など、体のトラブル全般に対応するのに対して、
スポーツ整形外科は、スポーツ医学に関する十分な知識をもち、
スポーツ外傷・障害の治療、予防、競技力向上、健康増進のための
運動処方など、スポーツに関連する課題を医・科学的な面から解決する
分野になります。
当院でも、日本整形外科学会の認定を受けたスポーツ医が在籍しており、
院長をはじめ、水曜・土曜の先生方も認定医の資格を取得されています。
ひと昔前の治療は、安静を第一選択とした治療でしたが、
時代と共に『動かしながら治す』へ移行しています。
もちろん、状態に合わせて安静の時期は必要となりますが、
当院では医師とリハビリスタッフが連携して早期復帰をサポートしています。
最後に、
スポーツ整形外科=競技レベルの高い方が対象ですか?とよく聞かれますが、
競技レベルに関らず、スポーツをされている愛好家の方も含め、
全ての方が対象となります。
お困りの事がございましたら気軽にご相談ください。
整形外科の治療とリハビリテーション ②
2025/02/5
こんにちは、祐天寺整形科クリニックの本多です。
先日の投稿に続いて、
本日は運動器リハビリテーションについて、を記事にしてみました。
運動器リハビリテーションでは、主に痛みの改善を取り扱うことが多くなります。
しかし、痛みの改善だけを目標にしてしまうと再発する方が少なからず出てしまいます。
そのため、痛みを引き起こす原因である『動作の異常』を改善するまでを目標に、取り組んでいます。
・運動器リハビリテーション
主に理学療法士が担当します。
理学療法士は、①(一部)構造の状態チェック、
②動作(姿勢や歩き方など)のチェックを行い、
治療手段を選択していきます。
・状態と動作チェック
問診から整形外科テスト、ストレステスト、
姿勢・動作分析などを行い、患部に負担をかけている原因を絞り込みます。
・治療
症状の改善→動作の改善が目標。
⚪︎ 症状の緩和:痛み・痺れ・不快感などの改善(徒手療法、物理療法)
⚪︎ 正しく動くための準備:可動域・筋力の改善(徒手療法、運動療法)
⚪︎ 正しい動きの再獲得:動作の異常・非効率の改善(運動療法)
運動器リハビリテーションは、症状を感じた時点から対応が可能です。
患部が触れない状態でも、負担を軽減する姿勢や動作の指導、
リカバリーを早めるためのアドバイスやケアの指導も行っております。
詳しくは、スタッフまでお尋ね下さい。
※ 運動器リハビリテーションを実施するためには、医師の診断と処方が必要となります。診察室でご相談ください。
整形外科の治療とリハビリテーション
2025/01/31
こんにちは、祐天寺整形科クリニックの永田です。
久しぶりの投稿になりますが、
本日は整形外科の治療についてを記事にしてみました。
整形外科の治療は大きく、保存療法と観血的療法(手術)の2つに分かれます。
当院はクリニックなので、保存療法を第一選択に治療を開始します。
さらに、整形外科の保存療法は2つの方法に分かれます。
①医師による治療、②運動器リハビリテーション(以下、リハビリ)です。
今回の記事では医師の治療についてご説明します。
①医師による治療
主に、医師は構造(骨や関節、靭帯、筋肉など)の状態をチェックし、
治療手段を選択していきます。
・状態チェック
レントゲン、MRI、CT、超音波などの画像診断と整形外科テストと呼ばれる、
体を直接触り、異常な箇所、異常な状態がないか?を確認していきます。
・治療
状態を確認した後、治療方法を選択していきます。
代表的な治療
○ 骨折治療(整復、固定・保護)
○ 変形(リハビリ、装具療法、手術)
○ 痛み(投薬、注射、リハビリ)
○ 特殊な治療(自費):PRP療法、ハイドロリリースなど
当院では、体の状態を説明した上で、一緒に治療選択をしております。
お薬、注射などの選択肢もありますが、
早めの症状改善を目指す方には運動器リハビリテーションがお勧めです。
詳しくは、また次回の記事でご紹介していきます。
【コラム】腱板断裂~リハビリ編~
2021/03/1
腱板断裂のリハビリテーション
腱板に損傷があると(棘上筋腱の損傷が多い)、上腕骨が関節窩にうまく収まることができなくなってしまうため、残った筋肉を強化して安定化を図ります。また、肩関節の動きは様々な部位が連動して動く関節であり、肩甲骨や胸郭などの動きに問題がある場合も改善を図る必要があります。
腱板断裂後のケアとして、よくゴムチューブを用いた腱板トレーニングが挙げられます。
ネットで検索すると、分かりやすいトレーニング方法が多く掲載されていますので、調べてみてください。
今回はチューブがなくても自宅でできる、肩甲骨や胸郭にアプローチしたトレーニングの例を、2つご紹介します。
※肩の痛みが強い場合や、熱っぽさを感じた場合は運動を控えましょう。
1. Cat & Dog(肩甲骨、脊柱の運動)
① 肩の真下に両手、股関節の真下に膝が来るように四つ這いの姿勢になります。
② おへそを覗き込むようにして、背中を丸めながら上に持ち上げていきます。
肩甲骨を内側に寄せ、骨盤を前に倒し、胸を上に引き上げるようにして背中を反らしていきます。肘が曲がらないように注意しましょう。
10回1セットとし、1日に2~3セット程度行います。
2. 肩甲骨の運動
① 息を吸いながら肩を上に引き上げます。
② 息を吐きながら下に引き下げます。
③ 息を吸いながら胸を張るように左右の肩甲骨を内側に引き寄せます。
④ 息を吐きながら左右の肩甲骨を離すように背中を丸めます。
ゆっくりと3~5回程度くり返し、1日2~3セット行います。
これらのエクササイズは一部となります。全ての方に適応するわけではありません。
リハビリでは一人ひとりの身体の使い方を分析し、適した運動方法を提供することで早期改善を目指します。
【コラム】腱板断裂~総論~
2021/03/1
腱板断裂とは
腱板断裂とは、肩関節に付いている腱板(4つの筋肉の総称)が、繰り返しかかるストレスや外傷、加齢などによって切れた状態、または傷ついた状態の事です。
腱板は①棘上筋、②棘下筋、③小円筋、④肩甲下筋の腱で構成されており、肩関節を安定させる役割を持っています。
病態
腱板が断裂すると、腕を挙げた時に、肩峰と上腕骨頭に切れた腱板が挟み込まれて痛みが生じます。
損傷の程度により、完全断裂と不全断裂(部分断裂)に分かれます。
60歳以上では加齢性変化(年齢と共に腱板の機能が落ちて弱くなること)による変性断裂、
10~30歳ではスポーツに関る不全断裂が多く、
40歳以上で無症候性の断裂が34%に認められています。
症状
主な症状としては
・腕を挙げようとした時に痛む(運動時痛)
・じっとしていても痛む(安静時痛)
・痛みが強くて眠れない(夜間痛)
・肩がだるく、力が入りにくい(脱力)
・腕を挙げた時に「ポキポキ」「ギシギシ」といった異常音(軋轢音)がする
・腕を挙げる、あるいは下げていく時に60~120°の間で強い痛みが生じる(有痛弧)
などがあります。
今回のコラムでは腱板断裂とはどういったものかご紹介させていただきました。
次回のコラムで腱板断裂のリハビリテーションについてご紹介します。