スポーツ整形外科・一般整形外科・リハビリテーション科
【コラム】熱中症の予防と対応
2019/06/1
熱中症とは??
“身体の中に熱がこもる”、“身体の熱を外の出せない”という体温調節機能の低下により、体温が上昇することで引き起こされるのが熱中症です。
一般的に熱中症の警戒気温は28度~31度と言われておりますが、外の気温が高くない場合でも、体温調節機能低下により熱中症になる場合があります。
主な症状
熱中症になると、めまいや立ちくらみ、頭痛、足がつる、身体がだるくなる、手足が動かしにくくなるなど様々な症状が起こります。
予防
①こまめな水分補給をする(塩分もスポーツドリンクで一緒に取りましょう)
②暑い時の無理な運動は控える
③室内の風通しを良くし、室内環境(温度、湿度)を知る
④薄着で吸湿性、通気性の良いものを着る
⑤体調不良の時の無理な運動は控える
対応
自覚症状が軽ければ風通しの良い場所で横になり、軽く足を上げリラックスしましょう。
症状が強い、意識がもうろうとする場合は迷わず救急車を呼びましょう。
今回は熱中症の症状や予防についてご紹介しました。熱中症の予防には上の5項目が重要です。しかし、一番重要な事は、皆さん一人一人が熱中症を知り、理解する事です。
熱中症に関して詳しく知りたい方は下記のリンクをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/index.html